やれることはもはや一つだけ。決勝の残り10秒で1点を追う神谷は、相手のがぶりを振りほどけない。「押すしかない」。四つんばいのままじりじりと前進する。最後の最後に相手の足がわずかに場外に出た。同点となり、規定により最後の得点者として勝利。執念の2連覇だ ...
21日午後6時ごろ、鳥取県大山町の大山の登山道で「雪で身動きがとれなくなった」と110番で救助要請があった。鳥取県警によると、30代の男性が1人で登山をしていたとみられ、天候不良のため22日朝以降に捜索を始めるとしている。
名古屋鉄道などによると、21日午後8時54分ごろ起きた人身事故の影響で、名鉄三河線の碧南駅ー知立駅間で運転を見合わせた。 最新の運行状況はこちらから。
フィギュアスケートの織田信成が21日、最後の全日本選手権を笑顔で終えた。4回転トーループは転倒したが、2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めるなど37歳とは思えぬ滑りで、前回出場した11年前と同じ4位。万雷の拍手を浴び「現役復帰して良かった。スケートが好きと改めて感じた」と笑みを浮かべた。来年1月の国民スポーツ大会(岡山)が2度目の現役最後の試合となる。
壁を乗り越えた。全力を出し切ったと言わんばかりに演技後、鍵山はリンクに大の字になって寝転んだ。今年5月に元世界王者の宇野昌磨さんが引退。初優勝を狙うトップ選手の多くが実力を発揮できない中、冷静に自らと向き合った。「自分に勝てた」と誇った。
フィギュアスケートの全日本選手権男子で、死力を尽くした鍵山優真は、大の字になって銀盤に倒れた。リンクサイドの父、正和コーチはガッツポーズを繰り返し、コストナー・コーチは称賛の拍手をやめない。もがき、苦しみ、ようやくつかんだ初の日本一。最終順位を確認して「やった!」と歓喜する息子を、涙ぐむ父はぐっと抱き寄せた。
10月に実施された衆院選は、前回衆院選と比べ当日投票所が45都道府県で計1026カ所減少したことが総務省の集計で21日分かった。人口減や高齢化が進み、有権者から選ばれる投票立会人のなり手不足が一因とみられる。立会人の負担を考慮した投票時間の短縮も広が ...
東都学生軟式野球連盟は21日、東京中日スポーツなど後援の秋季リーグ戦の閉会式を東京都内で行い、1部の最高殊勲選手賞(MVP)には、優勝した中大の牧温人投手(3年・中大付)が春秋連続で輝き、最優秀投手、ベストナインと合わせて3冠を獲得した。2部は、優勝 ...
政府が全国の原発周辺の自治体に、放射性物質の侵入を防ぐ可搬型の防護テントを配備する方針を固めたことが21日、内閣府への取材で分かった。事故時に高齢者などの一時避難先となる放射線防護施設が地震などの被害で使えない場合に、被ばくを防ぐために用いる。能登半島地震で施設の損傷が相次いだことを踏まえた。
サッカーの東海学生リーグ2部の南山大が今季、入れ替え戦に勝利し、1996年以来29年ぶりの1部昇格を決めた。昨冬、全国高校選手権で8強入りし旋風を起こした名古屋高出身の2選手が先発し、原動力の1つに。悲願達成は、恩師の雪辱でもあった。
リニア中央新幹線のため春日井市内で実施されるトンネル工事の住民説明会が20、21の両日、同市の総合福祉センターであった。来春以降に着工する地下40メートルより深い「大深度地下」のトンネル工事で、JR東海は工期を従来計画より3年遅い2028年度末までと ...
10回目の節目となった今年は、米国の小説家であるオー・ヘンリーが1905年に発表した短編小説「賢者の贈り物」の世界観を表現。ストーリーテラーを務める元少年隊メンバーの植草克秀さんの朗読に合わせ、 ...