ランボオの詩集やトルストイの本を手に話されると謎めいたセリフも意味ありげに思えてくる。 ゲイの画家フランシス・ベーコンの画集を一緒に見るシーンは笑うとこ?
デンマーク発の映画『胸騒ぎ』のリメイクだが、ジェイソン・ブラムの手にかかったことで、スリルとアクションが満載で終盤では『ホーム・アローン』なバトルへと転調と勧善懲悪なハリウッド的な改変に。ジェームズ・マカヴォイのサイコパス芝居も想像以上で、いいヤツのようで、ふと別の一面を覗かせる人物像を巧みに演じている。