太平洋戦争などで過酷な体験をした旧日本軍兵士の心的外傷後ストレス障害(PTSD)に関し、国が初の実態調査を進めている。「戦争トラウマ」とされ、戦時中に軍は患者の存在を公にしなかったが、近年は学術研究や家族による証言活動が広がる。残存するカルテや資料を ...